株式会社矢吹量一酒店
【令和6年度事業事例】在庫&ECサイトの一元管理をデジタルでチャレンジ
内容
テーマ
在庫&ECサイトの一元管理をデジタルでチャレンジ
新規事業開始に伴う煩雑なアナログ業務を効率化
事業参加までの背景・課題
コロナ禍に、新たな施策として「角打ちカフェ開設」と「店頭販売および通販による販売増加策」を行い、今のところうまく機能している。しかし、事業所内でのデジタル対応が遅れているため、EC販売と店舗販売のデータが連動しておらず、売上拡大に伴う業務効率化が課題となっていた。今まで口頭での伝達や、書類による販売実績管理や販売計画、顧客管理、生産性管理を行 っている部分を見直し、デジタル技術を活用することでペーパーレス化、業務時間を短縮、データで集計・分析し、新たな事業の 仕組みを作りたいと考え、事業に参加した。
長期伴走支援 取組内容
1 在庫管理のデジタル化 「どの棚に何の銘柄が何本ずつあるのか」アプリで検索可能に!
2 複数のECサイトの一元管理
3 送り状作成業務の手書きからの脱却
導入効果
・ECサイト一元管理システムNEXT ENGINEと送り状発行システム連携機能により、 在庫管理と発送手続きがデジタル化され、労働時間とミスを削減!
・在庫管理アプリQuantiの導入により、倉庫内での商品検索時間が大幅に短縮され、より重要な業務に集中できるようになった!
企業担当者の声
DXの取組、スタート時はかなり戸惑いもありまし た。小さな事業所は時間がない。むしろ人手が足りないからDX化で業務に無駄を無くし、売上増加と 利益増加となる集客に集中してこそ、生産効率が 上がる道筋が見えてくる事がわかりました。 今回の事業に取り組み、事業の根幹部分がかなり良くなり劇的に改善しつつあります。
担当専門家より
支援開始時に、社長だけでなく従業員の方々にも課題のヒアリングを行いました。その結果、社長も気づいていなかった課題等を発見し、改善策を提案できました。提案の際は、安価な商品・サービスの導入やお試し期間の設定等、経営に負担をかけないように考慮しました。 業務効率改善にあたり、ECの管理、送り状の手書きなど、様々な課題が浮かび上がりました。これらに対する改善策は、社長と従業員の方々と共に考え、実行したことで、約半年ですが多くのテーマを実行フェーズまで進められたのだと思います。